研修生たちの目に浮かぶ涙。
つられて、私も泣き出してしまいそう。
私は窓の外を見ながら講演を続けた。
ハイサイ、アンドレスです!
10月24日。レキオス・ウイングスさんからのお声がけで、
「世界のウチナーンチュの日」について講演を行ってきました。
講演を聞いてくれたのは、
ブラジル、ボリビア、アルゼンチン、キューバ、ペルー、メキシコから
3週間あまり沖縄に滞在する20~50代の研修生9名。
彼ら研修生はJICAが実施する日系社会研修の
「沖縄ルーツの再認識を通して学ぶソフトパワー活用と地域活性」プログラムで中南米から沖縄に来ています。
今回のプログラム対象者は、ウチナーンチュとの繋がりを持っているということが条件です。
いつもは沖縄と血縁のある方々が対象でしたが、
今回は特別に、沖縄や日本との血縁はないが、
三線に熱心に取り組むクリスチャン・プロエンサさん(ブラジル)も参加していました。
私より謡三線については詳しいです。めっちゃすごい。笑
そして、ちょうどこの時期の沖縄に滞在していた
ボリビアの「オキナワ第一日ボ学校」の高校生11名(在ボリビア県系高校生と県内高校生の研修・交流事業)も参加してくれました。
研修生も高校生も、世界のウチナーンチュの日の存在は知っていましたが、
設立の経緯までは知らなかったようで
提唱者として、この日に込めた思いである
「世界のウチナーンチュみんなでお互いを称え合い、祝う日」
を、しっかりつ伝えることができてとても良かったです。
研修生からは
「世界のウチナーンチュの日があるお陰で、自分が参加している沖縄県人会が活発になって、若者との連携が深くなった」
「この日ができたおかげで、沖縄県民の歴史、文化、アイデンティティは永遠にのこる事になったのではないか」
という嬉しいコメントをいただきました。
ウチナーンチュ、日系、非日系の枠を超えて
世界のウチナーンチュの日をみんなでお祝いできるように
頑張って活動を続けていきます!
アンドレス