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大会最終日
10月16日(日)グランドフィナーレ


若者宣言
閉会式で読み上げた宣言を写真つきでお届けします。
「第5回世界のウチナーンチュ大会」
若者・学生事務局長
玉元三奈美

「生まり島ぬ魂忘ぃねー、郷ん忘ゆん」
「生まり島ぬ言葉忘ぃねー、郷ん忘ゆん」

ウチナーンチュのチムググルを若者が引継いでいこう。
このウチナーンチュ大会にこめられた何百万人の先人の想いを引き継ぎ、
残していきたい。
ウチナーンチュとして誇りがあるからこそ、
大好きな島のために何かしたいと「世界のウチナーンチュ大会」若者・学生事務局が立ち上がりました。

アイデンティティーの継承、
ウチナーネットワークの継承を目的として活動し、
この沖縄で一体私たちに何ができるのだろう、
アイデンティティーとは何か、
私たちのルーツはどこか、
そして、私たちが引き継ぎ未来に伝えるものは何なのかを必死で考えてきました。
海外の若者と沖縄の若者でWorld Youth Uchinanchu Associationを立ち上げ、
時にはメンバー同士がぶつかり合い、
本気で語り合い、
涙を流すこともありましたが、
私たちに共通していることが2つあります。
それは
「優しさ、逞しさ、嬉しさ、色々な才能が詰まった
この小さな宝の島、沖縄が大好きで、
そしてウチナーンチュとしてこの島を誇りに思っていること」

そして2つ目に、
「この島を忘れてはいけない。
失われつつある「ウチナーグチ」や「ウチナーンチュ魂」を
私たちが引き継ぎ、次につなげていきたい」
という想いです。
このウチナーンチュ大会には、
感動の出逢い、再会、嬉し涙、悔し涙、たくさんの想いが詰まっています。
世界にいるウチナーンチュが故郷に集い、
感動を超える感動を感じて、
各国々へ帰っていきます。
今回沖縄に来ることができなかったウチナーンチュの方々も含めて、
全世界にいるウチナーンチュの皆様に心から感謝いたします。
ありがとうございます。
 
最後となりましたが、
私の大好きな言葉をご紹介させてください。
「その国の未来が見たければ、その国の若者を見ろ」
これは第1回世界のウチナーンチュ大会から関わっている先輩から
いただいた私の大好きな言葉です。
若者がウチナーンチュの魂を引継ぎ、
次につなげていくことを宣言とし、
ご挨拶とさせていただきます。
皆さん
「またん 5年あとぅに 逢ぃちぇー をぅがなびら」
また、5年後にこの島で会いましょう。
 
玉元三奈美