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はいた~い!WYUA事務局の又吉です(^^)

先日、映画「まぶいぐみ~ニューカレドニア引き裂かれた移民史~」のプレミアム上映会にご招待頂き、参加してきました。(一般上映は7月22日からです!)

ニューカレドニアは、日本から南下し、オーストラリアの東側、ニュージーランドの少し上(北側)にある「天国に一番近い島」と呼ばれている島です。南西太平洋に位置するのですが、フランス領のため公用語はフランス語です。本島の周りにいくつかの島があり、年間を通して温暖な気候で、島の周りには、白い砂浜と青い海が広がっています。沖縄に少し似ていませんか?(^^)

世界遺産に登録されたサンゴ礁もあり、現在はリゾート地として人気の島で、日本からの観光客数は年間約2万人なんだとか! そして、このニューカレドニアにもウチナーンチュが暮らしています。

この映画は、第二次世界大戦で父親と引き裂かれたニューカレドニアに住む沖縄県系2世・3世の数々のエピソードや想いに迫ったドキュメンタリー作品となっており、昨年行われた第6回世界のウチナーンチュ大会の様子も収められていました。

恥ずかしながら、ニューカレドニアのウチナーンチュにこんな歴史があったとは知りませんでした。

ニューカレドニアへ渡ったウチナーンチュはどんな生活を送っていたのか。どうして夫や父親と離れ離れになったのか。そのあとの家族の暮らしは?離れた夫や父親は?父親への想い、沖縄の家族への想い、、、。

初めて知りました。涙が止まりませんでした。

本当は詳しく綴りたいですが、口下手な私の説明よりも、映画を観れば分かります!伝わります!✨ 「百聞は一見に如かず」です(笑)

この作品のおかげで、また一つ「世界のウチナーンチュ」のことを知ることが出来ました。きっと、まだまだ私の知らないウチナーンチュの歴史があって、今も続いているのだと思います。勉強不足だなと反省した反面、こうした作品があることで、たくさんの人に、沖縄から海を渡ったウチナーンチュのこと、そして世界にいるウチナーンチュの歴史・存在を知ってもらうことができるんだと思いました。

そして、「世界のウチナーンチュ大会」の必要性を感じた作品でもあります!「大会があるから出会えた家族がいる」ということを、この作品を通して改めて実感しました。 と同時に、「これを若い世代へ受け継いでいかなければ!」という気持ちが一段と大きくなりました!!!(若者大会も盛り上がっていきましょう!✨)

また、作品の至るところで、とても美しいヴァイオリンとギターの音色が流れるのですが、なんと、この映画のために、ヴァイオリニストのARIAさんをはじめとするスペシャルユニット「a.r.t」さんが書き下ろした楽曲だそうです!(上映会では1曲生演奏してくださいました✨)

「フランス人の気概も持っている方達に響かせるにはヴァイオリンだろう」ということで、ヴァイオリニストのARIAさんに依頼をしたそうです!沖縄特有の音階も使われていたので、このことを聞いて、改めて映画を思い出すと、「深い!!!」と感じました☺

原作者の三木健さんが、「沖縄の方々にニューカレドニアの沖縄の歴史・そこにある想いを知ってほしい」「ニューカレドニアの3世・4世に観て欲しい」とおっしゃっていましたが、本当にぜひ多くの方に観て頂きたい作品です!

このBlogに辿り着き、この記事を読んでいるあなた!これも何かの縁ではないでしょうか☺

ぜひ劇場へ足をお運びください✨

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【一般上映】2017年7月22日(土)~ 8月中旬 【場所】桜坂劇場

【入場料】前売券:1,200円 当日券:1,700円(シニア1,200円)

詳細は映画ホームページへ>>> 映画「まぶいぐみ~ニューカレドニア引き裂かれた移民史~」