本日、沖縄県の玉城デニー知事が31日の定例記者会見で
「世界ウチナーンチュセンター(仮称)」を整備すると発表したそうです。
1980年代後半から期待する声があったようですが、6年前から設置を県に要請する「世界ウチナーンチュセンター設置支援委員会」が発足されました。
共同代表者の高山朝光さん(沖縄ハワイ協会顧問)、
三木健さん(沖縄ニューカレドニア協会顧問)、
大山盛稔さん(沖縄パンアメリカン連合会会長)、
事務局:大城道子さんをはじめ、ご尽力なされた方々に敬意を表します。
沖縄と世界のウチナーンチュが
もっと連携できる機能をそろえたセンターが設立されることを願い、
私達も何かしらの形で貢献できるように今後も精進していきます!
OTV
▼知事が記者会見で発表した内容▼
1 沖縄県は、世界に約42 万人いると言われる世界のウチナーンチュの心の拠り所“むーとぅやー”となる「世界ウチナーンチュセンター(仮称)」を整備します。
2 設置場所につきましては、西原町と与那原町にまたがる「マリンタウンMICE エリア」に建設予定の「沖縄県マリンタウン国際会議・大型展示場」に併設し、完成時期は令和11年を見込んでいます。
3 世界ウチナーンチュセンターは、
①県民と世界のウチナーンチュとの「交流拠点」としての機能
②移民資料や物品等の「資料収集・展示」機能
③県民やウチナーンチュ子弟留学生、海外研修生が、移民に関する歴史・文化等を学ぶ場としての「学習・普及」機能
④国内外のウチナーンチュからの問い合わせや相談の窓口、移民情報レファレンスサービスの提供を行う「相談窓口」機能
これら「4つの機能」を備えた施設になります。
4 世界ウチナーンチュセンターが併設される大型MICE 施設は、約1万人を収容できる展示棟や、20 から30 の会議室などが整備されますので、5年に1度開かれる「世界のウチナーンチュ大会」の開会式や閉会式、その他国際交流イベントの開催が可能になります。
5 母県「沖縄」におけるシンボルとして、また、世界のウチナーンチュの心の拠り所として、この「世界ウチナーンチュセンター」に、県内外、海外からも多くの県系人やウチナーンチュが集い、お互いが交流することで、地域外交において大きな役割を担う「ウチナーネットワーク」の継承、発展につなげてまいります。