
沖縄のルーツにまつわる相談サービス
今回は、ブラジル出身ウチナーンチュ3世のコルテズ トウマ プリシラ ミキさんの事例を紹介します。
ルーツを探そうと思った理由
自分がウチナーンチュだと理解した瞬間から、ルーツや沖縄の親族を探したいという気持ちは自然に生まれました。おそらく自分のアイデンティティを理解する過程だったのでしょう。
また、家族が移民するときにたくさんの古い写真を持ってきたことも大きな影響を与えました。私は祖先の顔を見ることはできましたが、彼らの名前やどんな人生を送ったのかは分からなかったのです。まるで家族の物語がたっぷり詰まった絵本を手にしていながら、文字が読めないような感覚でした。
結果…
☑ 祖先が住んでいた土地に行くことができた
☑ 親戚を見つけて交流ができた
☑ 写真を見ながら家族の話を聞くことができた
☑ 祖先のお墓を訪ねることができた
☑ お盆など家族の行事に参加することができた
☑ 親戚以外の地域の人たちと交流ができた
ミキさんの感想
沖縄で親戚に出会えたことは、ほとんど夢のようでした。祖母が話してくれたわずかな情報と、古い写真、そして名字だけで、地球の反対側で出会えるとは思ってもいませんでした。ましてや時間という大きな壁もあったのに。でも、実際に親戚を見つけることができました。そして、まったく知らない人間であった私のことを、親戚は温かく迎えてくれました。
沖縄県立図書館によるルーツ調査報告書、そして WYUA、特にマノさんが私のためにしてくださった調査のすべてに、とても感謝しています。
今では、お盆、ソーグヮチ(正月)、そのほかの行事を親戚と一緒に過ごし、家族の歴史をまとめた本を手に入れ、ウチナーについてさらに学び、彼らと新しい思い出を作ることもできています。3月には父と妹を親戚に紹介しました。
ルーツの報告書があったとしても、WYUAがいなければ、親戚を見つけ出し、つながることはできなかったでしょう。だから私は一生感謝し続けます。沖縄戦以前には、ブラジルに住む家族と沖縄に残った家族が交流を持っていました。今度は私が、その両方の家族を再びつなぐ架け橋になりたいと思います。
スタッフのコメント
ミキさんはおばあさんから家族の話を聞いたり、沖縄の祖先崇拝文化にもずっと興味があったそうです。おばあさんが亡くなり、諸事情で仏壇もなくなってしまったことから、深い悲しみにありました。だからこそ、ルーツを辿りたいという強い思いがありました。歓迎してくれた親戚の方々に心より感謝申し上げます。
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